コバエが大量発生の季節がやってきた
気温が暖かくなってくると気になるのがコバエですよね。
気温20度以上で活動するコバエは、秋冬の寒い季節には自然といなくなってしまいますが、暖かくなっていくにつれ徐々に姿を表してきますよね。
コバエは繁殖力も高く、一匹でおよそ500匹も産むともいわれています。
そのため、コバエは大量発生してしまう危険性があるのです。
コバエどこから出てくる
コバエは体長なんと2ミリという小ささのため、ちょっとした隙間からお部屋の中に侵入してきます。
なんと、網戸の網目までもすり抜けて入ってこれますので、窓を開けて換気をしただけでもコバエに侵入される可能性があります。
また、観葉植物や観葉植物の腐葉土のなかに卵として混入しているケースもあります。
コバエの種類と全滅方法
コバエと一言でいっても、コバエは実は一種類のハエではありません。
コバエと日本で呼ばれている虫のなかには、ショウジョウバエ、キノコバエ、ノミバエ、チョウバエなどがいて、それぞれ特徴も異なりますので種類ごとに適した全滅方法を取っていきましょう。
まず、家のキッチンやリビングでよく見かけるコバエは大体ショウジョウバエです。
食品にたかることが多く、生ごみや腐った果実を好む習性があるコバエです。
ショウジョウバエ対策として有効なのは、生ごみや三角コーナーをこまめに処理することや、ごみ箱は蓋つきのものを使用すること、飲み残し食べ残しを放置しないことなどです。
観葉植物につくキノコバエは観葉植物の土に生える真菌類の表面に卵を産み繁殖しています。
キノコバエ対策として土の表面5cm程を無機質の用土にすると有効です。
また、木酢液も効果的で木酢液を200~500倍くらいに希釈し毎日散布するとコバエ対策に効果的です。
コバエ取りを自作でやるならズバリめんつゆ
自宅にあるもので誰でも簡単にできる自作のコバエ対策で効果的なのが「めんつゆコバエトラップ」です。
めんつゆコバエトラップの作り方は簡単で、プラスチックの空き容器などに通常より濃い目のめんつゆを入れます。
そこに、中性洗剤を2~3滴入れるだけでめんつゆコバエトラップの完成です。
めんつゆの匂いに誘われたコバエがトラップにかかり、洗剤の力で飛べずに溺れて捕獲できます。
ただ、このめんつゆコバエトラップはショウジョウバエには有効ですが、他のコバエには効果が期待できないので注意しましょう。
結論!コバエ対策の最強はこれに決定!!
結論となりますが、コバエ対策で一番重要なのがコバエの発生しない環境づくりです。
出てきたコバエを何匹駆除しようが、コバエの発生源を完全に取り除かないかぎりイタチゴッコになってしまいます。
ですので、コバエの好む環境をとにかく作らないこと!つまり、生ごみのこまめな処理や、排水溝のまめな清掃、観葉植物の手入れなど、お部屋を常に清潔に整えることが重要です。