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降格争いのアルビVS首位争いの町田に果たして勝機は??

さてさて、主力選手の相次ぐ離脱で降格争いにハマってしまっているアルビレックス新潟なのですが、リーグ戦の次戦の相手は今シーズンから昇格組でありながら首位争いの安定の強さを見せている町田ゼルビアなのであります。

町田はハイプレスやカウンターも鋭く、フィジカル強度も高いうえセットプレーも強いと、アルビにとっては完全に天敵ともいえる相手なんです。
まあおそらく、けが人や移籍がなく昨シーズン並みの戦力でもまあ勝てない相手なのかもしれません。
と、それほどまでにいまのアルビの戦術とは相性の悪い相手だといえます。

そんな優勝争いをしている町田ゼルビアに、果たして満身創痍のアルビが勝つことができるのか?今日は徹底考察してみたいと思います。



ポイントはやはりチーム戦術か?

けが人続出で主力選手の離脱が相次ぐアルビレックス新潟なのですが、チームカラーともいえるポゼッション型のパスサッカーはいまだ頑なに守っています。
J1リーグでも昨今のハイプレスブームからか、対戦相手からも研究され持ち前のパスで崩すサッカーはすでに崩壊に向かっているとも見えます。

おまけに、今シーズンは主力選手がケガで離脱が相次ぎ、パスの連携も悪く不用意なカウンターから失点が目立ちます。

アルビのフォーメーションは4231が基本で、相手によっては442といった感じなのですが、ビルドアップでも多くのチームからハイプレスで狙われたことを見ても、そろそろ3バックを試すべきでしょう。

セットプレーの守備も不安定ですし、まずは3バックでしっかり失点を抑える意味でも3421のフォーメーションを取り入れてもらいところ!!
3バックにはトーマスデン選手、千葉選手と期待の新人稲村選手がよいでしょう。

対戦相手の町田もよもや3バックで来るとは予想していないと思われるので、序盤は困惑してくれるかもしれません。
また、降格争いで相性のいいアルビ相手ということで、スタメンを控え組中心で来てくれるとかなり善戦できる可能性もあるかもしれません。

 

小見ちゃんの適正ポジションもポイントに


一時はU23日本代表にも招集されていた小見ちゃんですが、代表でも空回り気味でなかなか良さが出ていないのがチームのいまの順位にも響いていると思われます。

小見選手の持ち味はとにかく元気印なのは当然なのですが、スピード運動量なのでしょう。
逆にここぞというところでのシュート精度パス精度ポジショニングはもう少しな今シーズンではあります。

現在だと4231ではウィングで使われることが多いのですが、スピードを生かした縦への突破はなぜかあまりなく、内に切り込み外はサイドバックにスペースを作るパターンが多い印象…
ただ、これだと小見選手のスピードや突破力が生きないのがいまのネックポイントのような気がします。

なので、4231のウイングよりは3421のウィングバックの方が純粋に縦突破にまい進でき良さが出そうな気もします。
また、前線で使うならシャドーとりもワントップで使う方が面白いかもしれません。

イメージ的にはワールドカップ時の前田大然選手のように、とにかく攻守で走り回るタイプでしょうか・・・
シャドーには得点能力の高い谷口選手を配置しておけば小見選手の決定力をカバーしてくれる気がします。

とまあ、野戦病院とかしたアルビなのだからこそ、ここは割り切って大胆な戦略で首位の町田に一泡吹かせてもらいたいですね。