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どうなるU23サッカー日本代表のオーバーエイジ問題

U23アジアカップで優勝しパリオリンピックへの出場権を見事獲得したU23サッカー日本代表なわけですが、はてさてパリオリンピック本番にはどんなメンバーが選ばれるのか?早くも各方面でさまざまな意見が出てきています。
今回は実際現実的に可能性の高いと思われるメンバーを予想してみたいと思います。

U23サッカーの招集枠はなんと18人

パリオリンピックのメンバー予想を難しくする一つの原因となっているのが、この招集枠18人という微妙な少なさにあります。
前回のパリオリンピック最終予選ともなったアジアカップの際は23人だったことを踏まえても、それより5人も少なくなるわけで、さらにオリンピック本戦にはオーバーエイジも3人入れられるため難しさを増しているのです。

パリオリンピックの細かいレギュレーションは不明ですが、昨今の国際大会と同様に、一試合のメンバー交代枠が5人だとすると、一試合16人・・・つまり控えのゴールキーパー以外はほぼ毎試合出番が来る可能性があるわけです。

オーバーエイジ枠も当然のことながら複数ポジションをこなせるポリバレントが要求されます。
交代は運動量の多いポジションが中心となるので、それ以外のポジションの選手は過密日程を連続出場することとなりそうです。

そのため、当たり前ですが故障を抱えている選手故障がちな選手は選びにくい選択となります。

 

ポイントとなるのは海外クラブ所属選手に

もし、パリオリンピックU23日本代表をベストメンバーで組めるとしたら、A代表と同様に海外組がかなりの人数を占めることとなるでしょう。
A代表でも活躍している久保選手オーバーエイジ枠でもプレミアリーグで活躍する富安選手遠藤選手、また故障離脱中ですが三苫選手などベストメンバーを選べたらかなり戦力アップとなるはずです。
ただ、実際のところオリンピックに関しては、特に海外の所属クラブは派遣に難色を示す可能性が高いことは間違いないところ・・・

海外のクラブチームで主力として活躍している先週や、シーズンオフに移籍を控えている選手は厳しいということになります。
つい先日には久保選手をパリオリンピックに召集しない意向をサッカー協会が発表しましたし、U23海外組でアジアカップに招集できなかった鈴木唯人選手斉藤光毅選手もかなり招集は厳しいと思われますし、三戸選手鈴木ザイオン選手ももしかしたらクラブから拒否される可能性が低くありません。

なのでまずは、U23の海外組の選手で誰が確実に招集できるのか?がポイントとなりそうです。
6月にアメリカ遠征が予定されていますが、ココには恐らく25~28人程度のラージグループを招集し最終選別すると思われます。

以前監督も何かの取材で言ってたようにオーバーエイジは直前合流もあるらしいので分かりませんが、U23年代の選手はほぼほぼアメリカ遠征招集メンバーから選ばれることとなりそうです。

 

オーバーエイジ枠の予想はズバリこのメンバー

おそらくアメリカ遠征メンバーのベースはU23アジアカップのメンバーを中心に、コンディションやポリバレント性を考慮して選ばれると予想します。
問題は海外組がどの程度招集できるか?になってきますが、まあアジアカップに招集できなかったメンバーはほぼほぼ無理と予想します。

もちろんオーバーエイジについても海外でバリバリ活躍している選手の招集はかなり難しいということは間違いありません。
かと言ってオーバーエイジなら誰でもいいというわけにもいかないのも確か・・・
中2日の過密日程でほぼ毎試合出られるフィジカルの耐久性も必要となります。
なおかつ入ることでチーム戦力の底上げできるメンバーを選びたいところです。


イチオシは原口元気選手

先日、所属していたブンデスリーガシュツットガルトからの退団が発表されフリーとなった原口選手は適任かもしれません。
左右のウィングはもちろんツートップも張れますし、インサイドハーフボランチもこなせるポリバレントな選手!!
前線からのハイプレスにも定評がありますし、A代表でワールドカップを戦った経験もプラスになるでしょう。
33という年齢をどうとらえるか…ですが、フィジカルも問題ないですしシーズンの疲労もなく選ばれたら面白い存在になりそうです。


最大の武器となるのは前田大然選手

U23代表の最大の武器となりそうなオーバーエイジを考えた場合、前田大然選手が一番チーム力の底上げが大きい存在となりそうです。
現在、スコットランドセルティックに所属していますが、4大リーグの選手と比べて招集のハードルは若干ですが低くなりそうな点もおすすめのポイントです。
前田選手は今シーズン殻を破ったかのような活躍を見せてますし、持ち前のスピードは攻守において唯一無二の武器となりそうです。
ウィングが主戦場となりますが、ワントップのカウンター要因としても無類のスピードで相手に脅威を与えますし、ハイプレスも世界屈指のスピードでディフェンダーを混乱に陥れる存在となることでしょう。