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なでしこジャパンはまたしてもオリンピックを逃してしまうのか?

サウジアラビアのジッタで今月の24日に行わわれた北朝鮮とのアウェーゲームは0-0のスコアレスドローという結果に終わりました。
今回のアジア最終予選アウェーゴールポイントなしのレギュレーションということで、今日の一戦の勝者がパリオリンピックの出場権を獲得するということとなります。

果たして、我らがなでしこジャパン北朝鮮を破りパリオリンピック出場権を手にできるのか?今日は徹底的に考察していきたいと思います。



北朝鮮戦ジッタでのアウェーゲームは0-0


今月24日にサウジアラビアのジッタで行われた北朝鮮との第一戦は0-0の引き分けという結果となってしまいました。
そもそも、24日のアウェー戦はもともとは北朝鮮の首都であるピョンヤンで行われる予定となっていたのですが、人工芝というピッチコンディションや入国状況などにより、AFCからの通達で急遽中立地であるサウジアラビアでの開催となったドタバタ劇なのでした。
FIFAのランキングや過去の戦績からも、対戦前から苦戦も予想されていたのですが、なでしこジャパンにとっても苦しい状況となってしまったことは否定できません。


サウジでのアウェー戦は北朝鮮ペース


結果だけ見ると北朝鮮のホームゲームで0-0のスコアレスドローなので、まあそんなに悪くもない状況だともいえなくはないのですが・・・
試合を見た率直な感想としては、負けに限りなく近いドローゲームという印象でした。
ボール支配率こそなでしこジャパン57%とリードしてはいたものの、シュート数では北朝鮮9に対してなでしこジャパンは4とふがいない内容となってしまいました。

北朝鮮戦苦戦の原因は??


なでしこジャパン北朝鮮とのアウェー戦で苦戦した原因はいくつか考えられます。
まず第一に、試合の直前まで試合会場が分からないトラブルが発生締まったことが上げられます。
現在、なでしこジャパンに招集されている選手のおよそ半数は普段ヨーロッパリーグに所属している選手構成となっています。
代表戦があるときには当然欧州から移動してくる必要があるのですが、今回は試合会場も未定だったこともあり、何人かの選手はヨーロッパから一度日本に帰国して、さらに試合の数日前にサウジアラビアに再移動ということになってしまいました。
ただでさえ長距離移動は肉体的に負担があるのですが、さらに再移動となってしまったことでコンディション面での負担が大きくなったことは間違いありません。

また、ワールドカップ時に大活躍していた遠藤選手宮澤選手が共に故障により離脱したこともなでしこジャパンにとっては痛手となりました。
さらにプレースキッカー楢本選手も故障となり戦力ダウンしてしまったことも大きいですし、選手が入れ替わったことでコンビネーション面で連携が悪くパスが繋がらなくなったことも原因と考えられます。


北朝鮮のフォーメーションも苦戦の要因


なにより、北朝鮮が普段用いてきていた433のフォーメーションから3421のフォーメーションに変更してきたこともなでしこが苦戦した原因なのかもしれません。
基本の3421から守備時には541とがっちり守られて、なかなかなでしこのストロングポイントともいえるサイドの崩しがうまく機能しませんでした。
対するなでしこは4123と攻撃的なフォーメーションでしたが、ビルドアップに苦しんだり左サイドが停滞しましたし、プレスのハマりもいまいちで機能したかと言われたら?マークがつくフォーメーションも苦戦した大きな要因だったのでしょう。

 

なでしこジャパン最大の敵は花粉か?


本来なら本日2/28の国立での北朝鮮戦は日本のホームゲームですので、圧倒的に日本有利であるはずだったわけなのですが、残念ながらいささか状況的には日本有利ともいいきれん感じになってきています。

まず、国立の芝生がかなり酷い状況になっていることで、パスサッカーの得意ななでしこにマイナスとなることがあります。
また、ホームゲームなのにチケットの販売状況が芳しくなく、圧倒的なホームの雰囲気が作れるのか疑問な点も問題となっています。

おまけに、昨日の強風もあり花粉の大量飛散が予想されることも日本代表にとってはマイナスだといえます。
花粉だったら北朝鮮も同じ条件じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、日本と北朝鮮とでは食の環境や衛生環境もかなり違うため、おそらく北朝鮮の選手は日本人ほど花粉症は発症しない可能性が高いと考えられます。
花粉までなでしこにマイナスと働くのは本当に困りものです。


なでしこも北朝鮮ミラーの3421なら勝機あり

アウェーでは苦戦したなでしこですが、まあなんとか勝ってパリオリンピックに進んでもらいたいところですよね~

おそらく北朝鮮は前回同様3421でまずは前半しっかり守りから入ってくることが予想されます。
後半頭からはプレス強度を上げてきそうですが、延長やPK戦も視野に入れた我慢比べとなりそうです。

対する日本代表は攻撃的に行くようなコメントをみると前回同様4123になりそうなのは不安材料でしかないですね。
アンカーの熊谷やサイドバックが狙われてカウンターで失点とかになりかねません。

ここは3421でしっかり守りから入ってもらいたいところです。

予想スコアは3421ならPK戦で勝利!!4123とか4バックなら0-2で北朝鮮に敗退と予想します。