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アルビレックス新潟は果たしてJ1残留できるのか?

華麗なパスサッカーでいまや有名となったアルビレックス新潟なのですが、今シーズンは主力選手の移籍やけが人の続出で、J2降格に早くも黄色信号がともってしまいました。
今日は、そんなアルビがJ1残留するためにどうしたら良いのか考察してみました。

 

昨シーズンから主力選手が続々移籍

昨シーズンのいまくらいだったか、エースの伊藤涼太郎選手がベルギーリーグのシントトロイデンに移籍すると、シーズン終了後にはU23日本代表でも活躍していた三戸舜介もスパルタロッテルダムへ移籍してしまいました。

また、攻守にわたり要となっていたボランチ高宇洋選手FC東京に移籍し、今シーズン開幕後の3月にも副キャプテンだった新井直人選手までもが広島に移籍と主力選手の離脱に歯止めがかからない状態のアルビレックス新潟なのです。

 

補強をしてないわけでもないのだが苦しい台所事情

確かに主力選手の相次ぐ移籍により戦力ダウンしてしまっているアルビレックス新潟なのですが、なにも取られっぱなしというわけではありません。
昨シーズン中には伊藤選手の穴埋めにJ2群馬から長倉選手を獲得しましたし、今シーズンには甲府からは長谷川元希選手を獲得、鳥栖からは小野裕二選手も獲得。
またルーキーでは森選手、奥村選手、石山選手も加入しています。

ただ、けが人の続出という不運が重なり苦しい台所事情となってしまっているという訳です。

 


故障者多発のアルビは何が悪いのか?

今シーズンも序盤からFWの鈴木選手と小野選手が故障により離脱、4月には全体練習に合流することができましたが、5月にはボランチ宮本選手が試合中の負傷で3か月以上の長期離脱となってしまいます。
また、攻撃のかなめでもある高木善明選手も全治6週間
その後も、長谷川巧選手が全治4週間星雄二選手も全治8週間となってしまいましたし、他にも太田選手、小野選手、 舞行龍ジェームズ選手も負傷によりベンチ入りも出来ない状態となってしまっています。

さてさて、ここまで負傷者が続出するということは、そこには何か原因が必ず存在しているはずなんです。
もしかしたら、練習環境やホームスタジアムのピッチが原因なのかもしれませんし、チームのフィジカル担当がなにかカギを握っているのかもしれません、今シーズンの過密日程が原因なのかもしれません。

ただ、一つはっきりしていることは、いまのチーム戦術も負傷者続出の原因と考えられるということです。
アルビのようなポゼッション型の攻撃的パスサッカーは、昨今の潮流もあって各対戦相手からハイプレスの餌食となっています。
毎試合のようにハイプレスでチャージされ、時にはファールを受けることもあるので尚更ケガが多いのかもしれません。

攻撃的パスサッカーでも、ワンタッチで理想的にパスが繋がるようなら、ハイプレス相手でもそこまでダメージは受けないのかもしれません。
ですが、いまのアルビは攻守の要だった主力選手が抜け、交代要員も不足しオフザボールの動きも少なく、足元でパスを回しているだけなのでハイプレスの格好の餌食となってしまい負傷に繋がっている可能性が否定できません。

 

復活のカギは補強か?チーム戦術の変更か?


とまあ、苦しい台所事情でJ2降格に黄色信号といった状態のアルビレックス新潟なんですが、よもやこのまま何もせず降格を待つというわけはないでしょう。
具体的に何かアクションがあるのでしょうが、一番現実的なプランと目されるのが選手補強です。

まあ、各ポジション交代要員もいないような状況なわけですが、負傷離脱している選手が多いことを考えても夏の補強は必須でしょう。

ポジション的にも獲れるなら全てのポジションで補強人員を確保したいというのが本音かもしれません。

先日契約終了でフリーとなった元日本代表の原口元気選手なんか、前線からボランチまで幅広いポジションが出来ますし、フリーキックも上手く喉から手が出るほど欲しい選手です。
ただ、アルビ規模のチームでは金銭的に手が届かない可能性が高いですが・・・

現実的な線だと数年前に海外移籍しましたがトップチームでほとんど試合に出れていない


を買い戻すのがベターかもしれません。
三戸選手が去り前線で仕掛けが弱くカウンターが決まらない点はいまのアルビの弱点の一つです。
ドリブル突破ができシュートも上手い本間選手が入るだけで、格段に得点力がアップするかもしれません。
買い戻すのは無理としてもレンタルバックで一時復帰とかフロントは可能性を模索して見る価値ありと思います。