U23アジアカップ決勝　日本VSウズベキスタンの勝敗の行方はいかに

決勝の相手は優勝候補のウズベキスタン

パリオリンピックの出場権をかけた争いとなったU23 アジアカップですが、勝ち進んだU23日本代表は決勝戦でウズベキスタンと対戦する事となりました。
対戦相手のウズベキスタンはこの年代では実力上位として前評判も高くかなりの難敵です。

今回のU23 アジアカップでもウズベキスタンは好調で、グループリーグはマレーシアに2-0、クウェートに5-0、ベトナムに3-0で勝利し、準々決勝ではサウジアラビアに2-0、準決勝ではインドネシアに2-0と完勝してきています。

ウズベキスタンのチーム戦術は？

ウズベキスタンのフォーメーションは基本的には4231で、印象としては日本代表と割と似たチームかと思います。
パスをつないでビルドアップもするし、ロングフィードもあったり、守備面では高い位置でのハイプレスも連携してやってきます。
まあ、アジアっぽくないといえばアジアっぽくない敵ではありますが、オリンピック本戦を見据えた場合、いいシミュレーションになりそうな相手ではあります。

日本も決勝という舞台で現在の立ち位置も図れますし、戦術面での対応なんかもいい予行練習になりそうな一戦となりそうです。

まあそうはいっても大会優勝をかけた戦いとなりますので、日本としても勝利したいところ・・・
で、ウズベキスタンの注意したいポイントとなってくるのがフィジカルの強さになるのではと感じました。

中盤のプレスで潰しあいとなるようなゲーム展開になるので、どれだけデュエルで勝ってマイボールにできるか？空中戦でどれだけ勝てるかが勝敗を分けるポイントとなってくるでしょう。

3位決定戦はインドネシアが優勢か？

アジアカップの決勝の前日には3位決定戦が行われます。
3位決定戦は通常、消化試合みたいな感じになることも多いのですが、今回は3位のチームにもパリオリンピックの出場権がわたることとなっているので、ガチンコの戦いとなってきそうです。
3位決定戦は日本に負けたイラクとウズベキスタンに負けたインドネシアが戦うのですが、準決勝の試合を見た限りではインドネシアが若干分がいいかと思われます。

フィジカル的にはイラクが強そうなのですが、インドネシアの堅守速攻型のサッカーは韓国も苦戦していたようにかなり厄介ではあります。
おそらく、日本が対戦しても苦戦した可能性が強く、韓国に負け二位通過となったことは逆にラッキーだった可能性もあります。
インドネシアの厄介な点はカウンターのスピードでしょう。

疲労のピークともなるであろうトーナメントの最終戦であのカウンターはかなりの脅威です。

決勝戦の日本代表のスタメン予想

さてさて、我らが日本代表のスタメン予想をしてみたいと思います。

準決勝からは中3日の日程とはなりますが、流石に大会の最終戦となりますのでそれなりに疲労は溜まってることが予想されます。
ウズベキスタンと日本の対戦の場合、中盤の潰しあいとなり膠着した試合展開となるかもしれません。
延長戦やPK決着となる可能性も低くないでしょう。

日本の場合、恐らく準決勝のイラク戦のスタメンが現状のベストメンバーだった可能性が高いと思われます。
本来なら優勝のかかった一戦で中3日ならそのまま同じスタメンとも考えられなくもないのですが、オリンピック本番前のセレクション的な見方をした場合、何人か最終チェックしたい選手を試すのではないかと予想します。

オリンピック本戦には18人と枠が狭まる上に、オーバーエイジもあってさらに人選には苦慮しそうです。
なので特に、当落線上になっている選手の見極めはやってくるかもしれません。

スタメン予想