本日4月25日に行われるアジア杯カタール大会の準々決勝で、我らがU23サッカー日本代表は開催国で優勝候補とも目されているカタールと対戦します。
このアジア杯カタール大会は今年開催されるパリオリンピックのアジア最終予選も兼ねている大会で、大会の上位3チームにはパリオリンピックへの出場権が無条件で与えられ、4位となったチームは大陸間プレーオフへと進むことになります。
大陸間プレーオフは5/9にフランスで開催されることが決まっており、相手はアフリカ4位のギニアがすでに決定しています。
アジア杯の3位決定戦は5/2に行われるため、4位のチームは中6日の日程で一発勝負のプレーオフに望むことになります。
ただ、この中6日の間にカタールからフランスへ移動する必要があり、すでにプレーオフ進出が決定しているギニアと比べるとコンディション面でも相当不利であるといって間違いないでしょう。
日程的にも恐らくアジア4位のチームはプレーオフで敗退濃厚なので、アジア杯で3位以内に入らないとパリオリンピックの切符を手に入れるのは困難だということになります。
とまあ、U23サッカー日本代表がパリオリンピックの切符を手に入れる条件を見てみたわけですが、今日行われる準々決勝のカタール戦には当然勝たないといけません。
カタールに負けた時点で、U23サッカー日本代表のパリオリンピック出場への道は完全にたたれてしまいます。
まあ、日本にとってもカタールにとっても、勝つしかない負けられない一戦となりますので、恐らく序盤はかなり硬直した試合展開になると予想されます。
カタールのゲームプランは？
開催国であるカタールは完全なホームで試合ができることもあり、間違いなく有利に試合運びができることでしょう。
気候やピッチの状態もそうですし、観客も巻き込んで中東独特の雰囲気の中で日本代表は戦うこととなります。
ですが、ノックアウトステージの一戦となりますので、負けられないのはカタールも一緒です。
普段は433のフォーメーションが多いカタールですが、ひょっとしたら前半は5バックでしっかり守ってくる可能性もあります。
A代表もそうですが、U23日本代表も5バックの相手にはかなり苦戦していましたので、日本のストロングを消すことを考えるなら5バックは有効な手段だと考えてくるかもしれません。
また、日本の中盤でのプレスを回避するために、ロングボールを多用してくる可能性もかなり高いです。
まあ日本代表を分析している相手は、ほぼほぼロングボールで中盤を飛ばした戦い方を選択してくることでしょう。
カタールの注意点
カタールの最大の脅威はやはり圧倒的なホームアドバンテージに尽きると思います。
今大会のグループリーグでも、かなり有利な判定が目立ちましたし、1月に開催されたアジアカップでもカタール有利なＰＫやイエローカード等がかなりありました。
実際問題、情報化時代の現代で審判の不正は流石にないと思いますが、圧倒的なホームの雰囲気もありカタール有利になりがちなのかもしれません。
また、ＶＡＲで上手く有利な判定をもらっている印象もあります。
これはファールをもらった選手の演技が上手いとしかいいようがないです。
とにかく上手くＶＡＲを利用しているのは間違いないです。
U23日本代表の予想スタメン
さてさて、負けられない一戦にのぞくＵ２３日本代表ですが、カタール戦のスタメンは恐らくグループリーグのＵＡＥ戦のスタメンがベースになると予想します。
韓国戦からは中2日の過密日程となりますし、カタールもターンオーバーで主力を休ませていますので、日本代表もフレッシュな選手をメインで起用することとなるでしょう。
フォーメーションはいつも通り433となりそうです。
キーパーはグループリーグで安定の守りを見せた小久保ブライアンと予想します。
逆に小久保じゃない場合は負ける確率が格段に跳ねあがる事となりそうです。
4バックには関根、鈴木、木村、大畑
中盤はアンカーに藤田、インサイドハーフに松木と山本
ウィングは右が山田で左は佐藤、センターは細谷と予想します。
前半は相手も硬く守ってくると思われるので、なかなかブロックをこじ開けるのは難しそうですね。
ポイントとなってくるのは日本の右サイド！！関根と山田でカタールの守備陣を崩したいところです。
山田はフリーキックも光るものがありますし、関根は強烈なミドルシュートもあるので、前半はミドルをガンガン打っていくのもありでしょう。
出来れば90分で勝利を目指してもらいたいところですね！
頑張れニッポン！！
