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ボランチに使ってみたいポスト遠藤選手はまさかのあの選手

まさかのベスト8敗退となった我らがサッカー日本代表 森保ジャパンなのですが、アジアカップも終わってその敗因もいろいろなメディアで取り上げられています。

まあ、監督の謎采配や選手のケガなどさまざまな状況が重なっての敗戦となったわけなのですが、敗因の一つと言われているのが遠藤選手酷使問題なのです。

 

東京オリンピックのときも今回同様に遠藤選手は酷使されフルタイム出場していたわけですが、トーナメントを勝ち進むにつれクオリティが落ちチームも敗れていまったのです。

そんな遠藤選手の代役は果たして本当にいないのか?今日は徹底的に考察してみたいと思います。

替えのきかない遠藤の代役問題

世界トップクラスのプレミアリーグで活躍するボランチの遠藤選手ですが、日本代表のキャプテンということもありアジアカップでは全試合フル出場となりました。
オリンピックの時も確か、遠藤選手の蓄積疲労が問題視されましたが、森保監督にはどうしても遠藤選手に頼ってしまう癖があるようです。

たとえば、グループリーグの試合なんかで遠藤選手を休ませることも可能だったと思うのですが、監督としては休ませることは不安だったのでしょう。

ボランチ遠藤のストロングポイント

遠藤選手と言えば、プレミアリーグでも活躍するボランチの選手ですが、日本代表ではキャプテンでもあります。
日本代表のキャプテンと言えば、長らく長谷部選手が担って来ていましたが、長谷部選手の代表引退にともなって吉田選手そして遠藤選手がいまではキャプテンとしてチームを束ねています。

遠藤選手の持ち味と言えば、デュエルの強さではないでしょうか?
対人でのボール奪取は特に得意で、ハイボールの勝率も特筆すべきものがあります。
文字通り中盤の要として遠藤選手は必要不可欠なボランチと言えます。

逆にボジション的にボールロストやパスミスもちらほらあったりします。
確かに頼もしい選手ではありますが、決して絶対的な存在という訳でもないとも言えます。

 

遠藤選手のデュエル勝率

遠藤選手と言えばブンデスリーガでデュエル王にも輝いたほどデュエルが強い選手なのですが、ボランチという重要なポジションなので代役の選手もデュエルの強さは無視できません。

カタールWカップ時の遠藤選手の個人スタッツを見てみると

  • デュエル勝率 53%
  • 空中戦勝率 50%

デュエルで選ぶポスト遠藤だとこの選手

次に、デュエル勝率からボランチ経験のある選手をピックアップしてみていきたいと思います。

 

遠藤選手とダブルボランチを組むことの多い守田選手の場合、カタールワールドカップ時の数値ではデュエル勝率 24% 空中戦勝率 42%と少し頼りない数値となっていました。
守田選手はどちらかというと攻撃的なインサイドハーフ向きなのでしょう。

カタールWカップ時 守田
デュエル勝率 24%
空中戦勝率 42%


次に、今回のアジア予選でボランチとして招集された佐野選手の場合、デュエル勝率:58.23% 空中戦デュエル勝率:53.64%とまずまずの数値ですが、こちらもJリーグでのデータとなりますのでリーグレベル的に割引が必要です。

 

今回未招集でボランチの選手と言えば、鎌田選手と田中碧選手がいますが、両者のカタールWカップ時の数値は

鎌田
デュエル勝率 50%
空中戦勝率 60%

田中

デュエル勝率 70%

空中戦勝率 75%

と両者ともなかなか高いデュエルの数値を出しています。
数値的には遠藤選手と遜色もないので、もっと実践でもボランチで使ってみるべきでしょう。

 

前田選手が中盤の救世主になるかも?

さてさて、いままではデュエル勝率や空中戦勝率で遠藤選手に代わるボランチの選手を見てきたわけですが、アジアカップでの敗戦を受けて遠藤選手とは別のタイプのボランチを探してみたいと思います。

アジアカップではいままで親善試合で戦ってきた試合とはかなり異なった試合展開となってました。
特に敗戦したイラク戦やイラン戦では、敵方はロングボールで中盤をすっとばしたり、前線からハイプレスをかけて来たりで日本はかなり苦しめられていました。

そこで、新しいボランチ像として前田選手をピックアップしたいと思います。
まあ全然違うのですが、往年の名選手ネドベドのような無尽蔵に走り回る中盤のダイナモ的なボランチです。

 

ちなみに前田選手のカタールWカップ時のスタッツは
  • デュエル勝率 44%
  • 空中戦勝率 14%

空中戦の勝率が低めですが、類まれなるスピードスタミナアジアカップでも特に守備面でかなり貢献していましたよね。
特に期待したいポイントはセカンドボールの回収と、攻守転換時の素早いプレス、他にはビルドアップ時のパスコースのサポートなど、前田選手の運動量をいかんなく発揮できるポジションだと言えます。

まあ、森保ジャパンの現体制で前田選手がボランチに抜擢される可能性はほぼゼロでしょうが、対戦相手としてはかなり厄介な存在になりえると断言できます。