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イラクのエースはなぜ草を食べてレッドカード退場になったのか?

お題「不思議な話」

サッカーアジアカップでもなんとも不思議なことが起きました!!

AFCアジアカップ2023はグループリーグが終了し、決勝トーナメントが遂に始まりました。
日本と同じグループDを首位で突破したイラクは、韓国と同じグループEを3位で抜けたヨルダンと対戦!!
中東同士の対戦でもあり、日本と韓国を苦しめた相手同士の対戦ということもあって目が離せない試合となりました。

試合開始から攻勢に打って出たのはイラクで、ヨルダンはどちらかというと堅守速攻型でしょうか??
イラクのフォーメーションは4231で、まあ攻める姿勢を感じる配置ではあります。

イラクもヨルダンも球際は結構激しく、中盤では共に潰しあうような展開となります。
セットプレーはやや体格的にもイラクに分があるかなといった感じですね~

FIFAランキングイラクが63位、ヨルダンが87位と若干ですがイラクの方が上位にランクしています。



ヨルダンが逆転でイラクをくだしベスト8進出


試合の方が逆転につぐ逆転のスリリングなゲーム展開で、最後は後半のアディショナルタイムにヨルダンが逆転し見事ベスト8進出となりました。

まず、ヨルダンは前半のアディショナルタイムヤザンがカウンターで先制点を獲ると、後半にはイラクのナティク同点弾を叩き込み、後半31分にはエースのフセインが逆転弾を叩き込みました。

なんと、この時のゴールパフォーマンスでフセインイエローカードとなり、2枚目のイエローのため退場となってしまうのです。
10人となったイラクはその後も奮闘するのですが、後半のアディショナルタイムに二失点しヨルダンに逆転されてしまいました。


ヨルダンの逆転はイラクのエース退場が大きな要因に

ゲーム展開的には全体を通して観てもややイラク優勢のゲームだったと思います。
前半は攻勢に出るイラクに対しヨルダンは良く守りカウンターといった感じでした。
前半のアディショナルタイムにカウンターが決まりヨルダンが先制しますが、後半に入るとイラクの攻勢に耐えかね逆転されてしまいました。
ゲームがさらに動いたのはこの後で、いい流れで勝利に手がかかりかけたイラクですが、エースのフセインが退場となってしまったことで、完全にこの流れが変わってしまいました。

イラクのエースの退場は妥当な処分のか??

イラクの18番フセインは退場処分になったわけですが、退場となる最後の引き金になったと目されているのが、草を食べる仕草のゴールセレブレーションでした。
この行為が遅延行為とみなされたとか挑発行為とみなされたとかで物議をかもしています。

この前代未聞の退場劇には各方面で様々な意見が出ています。

  • 「主審はセレブレーションに対してレッドカードを出すべきではない」
  • 「ヨルダンが得点した時の似たようなセレブレーションもみんな見たが警告を受けなかった」
  • 「審判に勝利を盗まれた!」
  • 「草食ったらダメなの?」
  • 「国民全員を敵に回すだろう」

また、この退場劇に主審もかかわっている訳ですが、この日の主審はイラン人の主審だったことも問題をややこしくしてしまいそうです。
というのも、イランイラクは長らく決して良好な関係ではない状態にあり、このような関係の審判を主審にするAFCの判断は謎でしかありません。