アジアカップではふがいない負け方をしてベスト8敗退となったサッカー日本代表森保ジャパンですが、今回のアジアカップでかなり課題を沢山見つかったはずです。
監督解任はとりあえずないようですが、何らかの改革は必要だと思われます。
今回は森保ジャパンが生まれ変わる「シン森保ジャパン」を勝手に考察してみました。
森保ジャパンのコーチ陣は入れ替え必須か
今回のアジアカップでの森保ジャパンの成績は3勝2敗でベスト8敗退となりました。
5試合での総得点は12点で、総失点は8点
1試合平均だと得点2.4で失点1.6なのですが、対戦相手のFIFAランキング的にはかなり酷い成績だと言えます。
失点に関しては確かに今回アンダー世代から抜擢された鈴木の経験不足もあったのは確かですが、セットプレーでの守備やロングボール対応など、守備と戦術面で効果的な対策が打たれていたのか?はなはだ疑問です。
また、攻撃面ではセットプレーからの得点の低さが目につきます。
コーナーキックから遠藤の得点もイラク戦でありましたが、がっちり守ってくるアジアでの戦いでセットプレーから得点できない点はちょっと不安材料でしかありません。
また、苦戦した試合ではプレスがハマらなかったり、ビルドアップに苦しむ場面もあり、戦術面で効果的な対策が打てていないことも露呈しています。
森保監督はあくまでマインド担当のモチベーターだとして、戦術面や守備やセットプレーに関しては担当のコーチの責任だといえます。
まずは、ここから手をつける必要があり、コーチの入れ替えを提言したいと思います。
8失点の守備は大至急改善が必要か?
5試合で8失点ときくと一見それほど多くないように見えてしまうのですが、対戦相手がランキング的に下位の相手ばかりだったことを考えるとかなり深刻な数字です。
日本が苦戦した状況の一つが相手のハイプレスであり、ロングボールであり空中戦でした。
これからワールドカップ2次予選さらには最終予選に進んでいくにあたり、守備陣形の再構築が急務となってきます。
今回、イラン戦ではビルドアップ時のプレスにかなり苦しみました。
また、相手のロングボールではサイドバックが狙われていました。
今後の対戦相手も、今回日本代表が苦しんでいたウィークポイントを徹底的についてくることが予想されるため、ここに関してはしっかりと対策しておくべきです。
対策方法は色々考えられますが、手っ取り早く対処できる3バックにすべきでしょう。
センターバックを3枚にすることでロングボールもいまより跳ね返せるはずですし、狙われていたサイドバックの守備も負担を軽減出来るはずです。
セットプレーのキッカーも改善が必要
以前の日本代表には中村俊輔選手や遠藤保仁選手などレベルの高いキッカーがいたので、セットプレーでの得点がかなり期待できました。
特に守備を固めてくる相手には、いま現在の日本代表の攻撃力をもってもなかなか得点シーンを作ることは困難です。
ここ最近の試合でキッカーと言えば久保選手でしたが、残念ながらさほど期待できませんよね。
コーナーキックでは伊東純也選手も蹴っていましたが得点の産まれそうな気配さえありませんでした。
今回、代表に召集されていませんでしたが鎌田選手はブンデスリーガ時代に直接フリーキックも決めているので、代表の試合でも使ってみてもいいかと思います。
ただ、日本のアタッカーのなかでは鎌田選手は身長が高い方なので、どうしてもキッカーの役割が回って来ないのが実情かもしれません。
他にも、中村敬斗選手もかなりいい球を蹴るので使ってみるべきです。
ただ、キッカーというのはどうしても選手間のヒエラルキーというか序列があって誰でも蹴れるわけではないので、監督が指示をだしてチャンスを与えるべきでしょう。