AFCアジアカップ2023カタールのグループリーグ第二戦が1/19にいよいよ行われます。
次の対戦相手はイラクで、共に一戦目を勝利し勝ち点3同氏の首位決戦となりました。
FIFAのランキン的にも、グループの上位決戦と目されています。
19日のイラク戦はグループリーグ突破をかけた大一番ということで、各メディアでもスタメン予想が繰り広げられているのですが、どうもその焦点がターンオーバーにばかり集中してしまっているのは残念におもってしまう。
まあ、マスコミ各社がただ単に「ターンオーバー」という単語を使いたいだけなんではないかとさえ勘ぐってしまいますよね～
まあ、そんなことはさておき、当ブログでも我らがサッカー日本代表運命のイラク戦のスタメンを予想していきたいと思います。
イラク戦のスタメン予想の前に忘れちゃいけないポイントは？
まあ、いろいろなニュースサイトなんかでイラク戦スタメン予想の記事を目にする機会があるわけですが、なんというか押しなべて自分の好きな選手を並べているように感じてしまうんですよね？？
なんでかな？？と考えてみたんですが、恐らくゲームプランとか展開とかを全く考慮してないからだと気づきました。
初戦のベトナム戦なんか見たら良くわかると思いますが、対戦相手ベトナムのトルシエ監督は、日本を徹底的に分析して日本のストロングポイントを消すサッカーを仕掛けてきています。
まあ、ある程度実力の近い対戦相手ならば、自分たちのスタイルを貫くサッカーでも勝てるかもしれませんが、格上の相手と戦うなら相手の攻撃を如何に無力化出来るか対策するのは当然ですよね？
まあ、今回も日本は相手のイラクよりランキング上位ですし、戦力も高いと言えます。
ただ、相手のイラクがどのようなゲームプランで望んでくるのかも考慮しておく必要があるのは間違いないです。
イラクのゲームプランは実は単純明快
ゲームプランを考察する前に、今度のイラク戦の状況をまずは整理しておきましょう。
1/19の日本VSイラクはグループリーグの第二戦となります。
日本、イラクともに初戦を勝利し、勝ち点はどちらも3を獲得しました。
グループの首位決戦と目されていて、どちらのチームもこの一戦に勝てばグループリーグ突破がかなり濃厚になります。
まあ、確かに勝てば勝ち点6となり、ほぼほぼグループリーグ突破となるのですが、引き分けでも勝ち点4となりますので、3戦目引き分け以上で予選突破が濃厚で、ここが大きなポイントとなってきそうです。
つまり、実力的に日本はもちろん勝利を目指すわけですが、イラク側からみたら引き分けで勝ち点1取れれば十分となるわけです。
なにも優勝候補の日本に必ずしもかつ必要がないのですから、イラクは十中八九、リスクを極力避けた引き分け狙いの戦い方をしてくるでしょう。
まあ、中東チームお得意のがっちり守って時間稼ぎ＆カウンターってパターンなのでしょう。
イラク戦 実際はどんなゲームになるのか？？
日本のフォーメーションはおそらくオーソドックスな4231になりそうです。
3選目でターンオーバーとなった場合はもしかしたら4141になるかもですが・・・
で、イラクはどんな布陣かとなると、5221って感じかと思います。
バックスはまあ5バックで決まりではないでしょうか？？
日本の最大のストロングポイントは両ウイングの攻撃力です。
いまはケガの影響で試合に出ていませんが、ワールドカップでも活躍しプレミアリーグでも活躍している三苫選手と、スペインリーグで活躍している久保選手なんかはワールドクラスの破壊力です。
ほかにも、フランスリーグの中村選手や伊東純也選手もいて、対戦相手にとっては脅威となるでしょう。
その日本のストロングポイントであるウィングを無効化するためには、とにかくスペースを消すしかありません。
なので、まずイラクは5バックでくる可能性がかなり高いといえます。
イラクというチームはフィジカルコンタクトが強いチームなので、中盤の潰しあいを仕掛けてきそうですね…
日本がビルドアップで中盤でパスをつなぐ所を潰しに来るので、フォーメーションもボランチとインサイドハーフを2：2としてくるかと予想します。
FWにはカウンター要員一人って感じでしょうか・・・
まあおそらく、中盤でボールを奪ったら縦ポンのロングパスなんでしょう。
もしくは、一旦後ろに下げてから縦ポンかもしれません。
日本はベトナム戦で、キーパーのザイオンのミスが目立ちましたし、当然相手もそこは狙ってくると思います。
イラク的にはがっちり守って、奪ったら縦にロングパス。
で、カウンターが決まれば理想だし、コーナーキックやフリーキックなどセットプレーが取れればいうことなしと考えていそうです。
ゲーム開始からイラクは中盤でガンガンプレッシャーをかけてくるでしょう。
ボールを奪ったらFWのあたりか両サイドのスペースにロングパス
まあ、多くのパスはディフェンダーに跳ね返され、そのセカンドボールをまた跳ね返してとかの塩展開…
また、大げさに痛がって時間稼ぎもあるかもしれません。
いずれにしても、イラクのゲームプランだと前半はスコアレスドローに持ち込みたいのでしょう。
イラク戦 日本代表の予想スタメン
とまあ、色々と試合展開も予想したわけですが、日本の森保監督がどこまでその辺を考慮するかは不透明です。
当ブログの展開予想だと中盤で高さ勝負をイラクが狙ってきそうですが、残念ながら比較的身長の高い田中碧選手も鎌田選手も今回は代表に選出されていません。
なので、いつも通り森保さんの現状最強メンバーを投入してくる可能性大です。
まず、ゴールキーパーは前回と同じ鈴木ザイオン選手と予想します。
一戦目で自身のミスから失点しており、メンバー変更の可能性もなくはないのですが、キーパーを変更するなら3戦目のインドネシア戦のほうがよりリスクが少ないので、今回は鈴木選手が濃厚かと思われます。
DFは現状ベストの菅原、冨安、板倉、伊藤の4選手でしょう。
ボランチには守田選手と遠藤選手がベストメンバーですが、コンディションによっては佐野選手がスタメン入りする可能性もあります。
二列目は中村選手、久保選手はほぼ確定でしょうが、もう一人は堂安選手になるか伊東選手か南野選手か・・・ここもコンディション次第ではあります。
ワントップは上田選手でほぼ決まりと予想します。
